院長ブログ・バックナンバー
平成の志士
はやいもので、まやは高校2年生。もうすぐ修学旅行だ。幕末の歴史だいすきのまやは、念願の京都・奈良、幕末史跡巡りができると、うきうきワクワク。同じ幕末好きの同志が集まっているという。全部女子。“用心棒役の男子はいないのかい?”とたずねたら、“う〜ん、いるけど〜、みんな倒幕派だから・・・”。嗚呼、幕末の志士たちの精神は、平成に受け継がれていく・・・。
プニプニ。くちゅくちゅ!
たっくんは中学2年生。ある日、ソファーでくつろいでいるおっかあの二の腕をプニプニしながら、“おっかの、ここ、水を入れたスーパーのレジ袋みたい!”。たっくん、言ってはいけないことを・・・。瞬時におっかあの容赦ないくちゅくちゅ攻撃が始まった。たっくん、窒息・・・。
たっくん、勉強中!
勉強嫌いのたっくん。珍しく普通に漢字の練習。顔をのぞき込んで“お〜?めずらしいじゃん!ちゃんと勉強してる〜”て言ったら、たっくん、むっとして、“やめて!邪魔しないで!たっくんの集中力は、金箔と同じなんだから!”・・・む〜、確かに・・・。そんなんじゃ、声をかけるどころか、息もかけられない。まあ、がんばって。
大人の階段
たっくん豹変
今日のたっくんの一日。午前中はJICAの“世界のお友達”というイベントを見に行った。世界各国の、独特の料理が食べれるのに、たっくんたら未知の味の物が全く苦手で(てゆーか挑戦する気が全くない)、ひたすらバッタ取りに熱中。午後からは、友達と帯広の森のプールに行ってひと泳ぎ。その後はそのお友達と一緒に自室でおきまりの(良く飽きないね)3DS。夕食(うちの砂利引きの駐車場に延長コードを引っ張ってきて、ホットプレートで焼き肉。片付け簡単でリゾート気分!)を済ませ、風呂に入った後、なんだか“あ〜、足が痛っ!ふくらはぎが痛っ!”とか言いながら、(誰かが・・・たぶんおっかあ)100均で買ったツボ押しぼっこで、土踏まずを押している。小学生のやることか?“おまえ、まるでおやじじゃん!”て言ったら、♪いっしゅんで〜、しょうねんから〜、おやじに〜かわる〜♪(壊れかけのラジオ)だって。おもろ〜い!でも、おまえ、なんで”壊れかけのラジオ“知ってんだ?やっぱ、おやじ小学生・・・。
おかあさんといっしょ
ある日、ふと気づくと、流し台のシンクの中に、トマトが1/4個放置してある。“どうしたの?”って、おっかあに尋ねたら“ウジュウジュになったから”と、さらっと言ってのけたので、“誰、悪いの?”ってたたみかけたら、“冷蔵庫!”とこれまた、さらっと。“ふ〜ん・・・、お前、そういうヤツだったのか・・・”
話変わって、たっくんの至福の時。おっかあの毛布にくるまって、ソファーに寝転んで、①テレビを見たり、②3DSやったり、③おやつを食べたり。おっかあは③が特に気に入らない。チョコレートがつくと取れないし、ポテチの破片が入ると刺さるし。んで、耐えかねたおっかあは、ある日たっくんに文句を言った。“たっくん、たのむから、毛布にまぶれておやつ食べるのだけはやめてっ!“て言ったら、たっくんったら、”僕はいやがっているんだけど、毛布の方が勝手に巻き付いてきて・・・“なんて、ふざけた言い訳。聞いてて、ホーント、しょーがねーヤツだと思いながら”んなわけね〜だろお〜“って言い放つと、”可能性はなあ・・・ゼロではない!“だって。お前もそういうヤツだったのか・・・。
たっくん不眠
昨晩、たっくんが目をこすりこすり2階から下りてきた。“なんだか、寝付けない。” “じゃあ、たっくん、おっかあと寝るか?たまにはおっかあのおっぱいとか吸わせてもらいな。なんならおっとうのでもいいぞ。” “ん〜、おっとうのだとなんか出てきそう。黄白色の液体とか。” “アホか、出るか、んなもん!” とかいいながら、たっくん、おっかあの布団に滑り込んだ。仕方ないから小さい電気つけて、僕はプラモの本、おっかあは読み聞かせ。あ〜、こんな場面なんて5、6年ぶりかなあ。なんだかいい感じ。で、5分もたたないうちに、“あんまり明るいと、たっくんかえって寝付けないね、電気消すか?” “うん・・・” それから3分たたぬうちに、たっくんの安らかな寝息。速!。
大変なのはそれからだった。たっくんは寝相が非常に悪い。徐々に大移動して、朝起きたときには、おっかあの足元。たっくんにモゾモゾやられておっかあひどい寝不足。こんな時、子供達はまず男親のところには近づかない。何処の家でもそうなのかな。
新型コーヒーマシン登場
僕の形成外科の後輩で、かつ大切な親友が、“年を取ると物欲が無くなりますね〜”なんて言っていた。自分も、例に漏れず、今はプラモデル以外ほしい物がない。そのプラモデルも、そろそろネタが尽きた。それはともかく、突然ほしい物が出来た。ネスカフェの家庭用コーヒー抽出マシン。新聞広告で見て、む〜、これだ!早速ネットで注文、昨夕届いた。ずいぶん大きな箱だ。たっくんが妙に興味を示して“開けていい?”“いいよっ”、てなわけで作業開始。それにしても大きい箱だ。テーブルの上に置いたらずいぶん邪魔だろうな〜なんて思いながらたっくんを見てたら、大きい箱の中から、一回り小さい箱が出てきて、その中からまた一回り小さい物が出てきて、パカッて半分に割って、袋をはがして、やっと本体が出てくるの。最初の3分の1の大きさになった。まるでマトリョ−シカだ。これならテーブルの上に置いても邪魔じゃないわ。引き続きたっくんは付属部品をはめたり外したり、説明書を見ながら使用方法の完全マスターを目指している模様。“明日の朝、任せたわ!たっくん!”。たっくん、ドヤ顔でうなづく。
さて翌朝、説明書通りの作業でスタンバイ、たっくんの手でスイッチオン!すると、まるで核融合炉が起動するような、“ブ〜ン”と地の底からわき上がるようなかなり大きな音と振動。瞬間たっくんはその場から遁走。おい!作業責任者が逃げるな!命がけでコーヒーを守るんだ!
まあ、マシンは順調に作動し、明るいさわやかな朝の我が家のダイニングに(そんなしゃれたもんじゃないな・・・)、専門店のコーヒーのかぐわしい香りが広がる(これはホント、びっくりした)。イヤ〜、味も悪くないぞ。“こりゃヒット商品になるな”て言ったら、まやが“テレビの宣伝、売り上げ200万台からずっと変わってないよ”なんて醒めたこと言いやがる。“おまえ、アホか、1万台売れる毎にCM作り直してたら、お金なんぼあっても足らんわ。300万台になったら変わるんじゃないの?”
平凡な家庭の、ちょっと変わった朝の風景でした。
極寒の初詣で蕎麦を二度味わう
年末年始、度重なる雪にやられ、除雪で疲労困憊し、仕事も異常に忙しく、ふてくされて正月休みは何処へもいかず、何もせずの酒浸り。こりゃいかん、ということで、しっかり酒抜きしてすがすがしい気分で初詣。まずお気に入りのそば屋で遅い昼食を取り、そのまま初詣。午後3時ともなると周囲は薄暗く、すでに氷点下10度は下回っているかと思わせる極寒だ。車から降りた後、寒さが染み渡ってくるとともに自然と小走りになってくる。たっくんはいつも無駄に元気だ。小走りではなくて爆走。信号待ちで息を切らせながら、“さっき食ったそばがここまで(のど元を指さしながら)あがってきた!でも2度味わえた!”そうか、そりゃよかった!そういう楽しみ方もあったか!
不安なクリスマス
ある日の会話。たっくん、“冬休みはいつから?”。おっかあは“26日から!”と答える。するとたっくん、“え〜、何でクリスマスに学校行かなきゃなんなんないの?”と不満げに言う。“去年も行ったし、おととしも行ったでしょ?”とつれないおっかあ。クリスマス休暇がフツーになるほど、まだ日本は欧米化してないな。
数日後、たっくんが二階から大声で、“おっかあ!ねえ、おっかあ!クリスマスっていつだっけ?”・・・なんなんだ、こいつ?いまどき3歳児だってクリスマスの日付、言えない子はまずいないぞ・・・10年も生きていて、まだこんな間抜けなこと言うか?図鑑の魚の名前を全部覚えているくらい頭の良いたっくんなんだが(好きなことはいくらでも覚えるが、嫌いなことは意地でもやらない。何とか勉強させなきゃ・・・そうだっ!公文式に行かせよう!ってことでCMのまねして“公文行くもん!”、と言ったら、“文句言うもん!”と返されてそれっきり・・・。)。親としても笑ってるだけでは済まされない、将来にびみょーな不安を感じさせるたっくんなのであった。
ベッド作り
たっくんは宿泊研修で今晩不在。いつも明るい(と言うより度が過ぎてうるさい!)たっくんがいないと、我が家はあまりに静かで寂しい。喜んでいるのはまやだけか。ところで、宿泊研修のスケジュール表に“ベッド作り”と書いてある。布団を敷くだけなのに、担任の先生ったら“森から適当な木を切ってきてベッドを作る”と言ったんだそうな。クラスの中でも、この冗談が通じる人と通じない人が。工作好きのたっくんには、もちろん冗談が通じなかった。ワクワク、ドキドキ。“んなわけね〜だろ〜。20分でベッドが作れるかっ!”と言っても、“だって、先生、念を押してたっ!”と言って譲らない。この大雨じゃ、スケジュールの半分は中止になるだろうに。ホント、“ベッド作り”も悪くないぞ!
お刺身禁止
我が家の休日の夜の定番メニューの一つが手巻き寿司。たっくんが、“今晩、お刺身がいいな〜(お刺身=手巻き寿司)”というが、おっかあ、“ダメ!”とあっさり却下。すかさず“税金?”とたっくん・・・。最近、市役所から来る封筒を開けると固定資産税やら国保税やら出ていくお金のことばっかり。そのたびにおっかあが“は〜・・・”とため息をつくのを、たっくんは見逃してはいなかった。“ちゃう、ちゃう!確かにキツイけど、お刺身買えなくなくなるほどじゃないよっ!たっくん!先週もお刺身だったじゃない?毎週だと飽きるでしょっ?“。と笑いながらおっかあ必死の弁明。いや〜、僕も手巻き寿司が好きで、ついつい食べ過ぎてしまう。かかりつけの内科の先生から、いつものニコニコ顔にもかかわらず”ダイエットですね“のキツ〜イ一言。お刺身が、ホッケの干物、カレイの煮付け、鯖の味噌煮に全てメニュー変更されたら、家計と僕の健康には寄与しても、たっくんの”数多くの楽しみ“の一つを奪ってしまう・・・。それにしても、無邪気なたっくんが、びみょ〜に家計を気にしてくれていたのはうれしかった。
網走、北見・・・
テレビで天気予報を見ていたたっくん。またやってくれた。”網走、北見、モンゼツチホウ!”
ガハハ!毎日心地よく悶絶させてくれるなら、紋別地方に移住するぞ、絶対!
オネダンイジョウ!ニトリ!
テレビで家具屋さんのニトリのコマーシャルを見ていたたっくん。突然”リビングソファーが1万円、お風呂のイスが5万円!オネダンイジョウ!ニトリ!”と歌った。”何いってんだ?こいつ?”て思ってたら、ニコニコしながら、”お値段が異常なんだよっ!”だって・・・。こいつはおもろいっ!思い出し笑いが2時間止まらなかった!
やればできる!?
たっくんは、勉強が大嫌い。週末をまったり過ごして、夜九時頃になって、漢字の宿題を忘れていることに気づいた。”あ〜、頭イテッ、あ〜、おなかイテッ”とか言いながらめんどくさそ〜に宿題やってる。”頭、中身か、皮か、とっちが痛いんだ?”てきいたら“両方!”ていう。”なしてっ”て聞いたら”勉強してるから〜”。あっ、そう。本気にした僕が馬鹿だった。そんなこんなでたっくんが突然、”やればできる!って、あり得ないよね!”と言いだした。”やればできる!の、やれば、ができないことって結構多いし、できるって、成功するってことでしょっ?やったら全部成功するんなら失敗って言う言葉はないはずだし!”・・・”るせ〜!、ごたく並べてないで、とっとと宿題終わらせろ!”
牛乳大好き
たっくんは、今でも牛乳大好き。焼き魚の後に牛乳、餃子の後に牛乳、すし食った後に牛乳、焼き肉の後に牛乳。1日1リットルは確実に飲んでる。”ねえ、たっくん、世の中から牛乳がなくなったらどうする?”ってきいたら、”なくした人を怒る!” ”じゃあ、牛乳が高くて買えなくなたらどうする?”ってきいたら、”売ってる人に、まけてって言う!”だって。どうやら牛乳には、ヒトを単純にする作用があるようだ。ひねくれた世界中の政治家どもに、牛乳1日1リットル、ノルマにするってえのはどうだ?
記憶にございません
たっくんが、帯広市PTA連合会中央ブロック標語コンクールで最優秀賞を取った。今までちょっとした賞は取ったことはあっても、“最”てえのは初めてだ。こいつはすごいぞ。そんでもって、いったいどんな標語を書いたんだ?ってたっくんに聞いたら、”覚えてね〜”だって。ばかやろうが。こんないいかげんな、口から出任せ小僧の作った標語、世間に広めて、余計世の中がおかしくなっても知らね〜ぞ〜。最優秀賞に選んでくださった審査員様・・・、今からでも遅くないから賞を剥奪してしまってくださいな。ご褒美ねだられなくって、安上がりだ・・・。まあご褒美って言っても、ガチャポンぐらいだけど。ちなみにたっくんのガチャポンのお気に入りは対戦車ライフルシリーズ。ちゃんと弾が出て、薬莢まで飛び出す優れもんだ。こないだ2度目を引いて、また同じライフルが当たってしょげてやんの。2度あることは3度あるって言うから、やめといた方がいい。
虹
たっくんが学校帰りに同級生のリサちゃんと道路の真ん中でじっと空を見上げていた。リサちゃんのお母さんが、”なにみてるの?”て聞いたら、元気いっぱい、”虹!”
まあ、かわいいこと・・・
僕にもこんな時代・・・あった・・・。
鳥人間コンテスト
おっかあが、床に新聞を広げてテレビ欄を見てて、”あっ、鳥人間コンテスト!”、と叫んだ。飛行機ファンで、本当は医者なんかより第2次大戦のドイツ軍の飛行艇のパイロットになりたかった僕は、ああ、今年もそんな時期が来たか、と心が浮き立った。鳥人間コンテストは、飛行機ファンにとってはたまらない年中行事。琵琶湖で、手作りのグライダーや人力飛行機で、飛んだ距離や時間を競う、一大イベントなのである。その瞬間、たっくんは、右手をくちばし、左手を尾羽にして、頭を前後にひょこひょこふりふり、こっ、こっ、こっ、と鳴きながら、おっかあの周りをゆっくり回り始めた。僕もまったく同時に、期せずして同じ行動に出ていた。こっ、こっ、こっ。”あんたたち、なにやってんの?”、とおっかあ。”鳥人間コンテスト!どっちが鳥に似てる?”と、たっくんと僕。”ばっかじゃない?”おっかあに一笑に付されてしまった。ばっかな行動に同時に出た父と息子・・・。たっくん、大好き!それはともかく、人力飛行機部門で優勝した東北大学チームのパイロットの健闘はすさまじかった。GPSは壊れて行く先を見失い、琵琶湖上をさまよい、両足がつって悲鳴を上げながらも痛みに耐えてペダルをこぎ続け、優勝を勝ち取った。見てて涙が止まらなかった。君はすばらしい。君こそ大和男子と呼ぶにふさわしい昨今稀に見る男の中の男。僕は君に勇気をもらった。ありがとう。
謎の病気
はるこまのカルテは電子カルテ。予約は職員たちの担当。コンピューターに病名や、次回の課題などを入れるのだが・・・。あまりに忙しいと、ワープロの変換の確認が・・・。その結果、このたび最高の笑える予約が・・・。
病名:多情疱疹(たじょうほうしん)
帯状疱疹(たいじょうほうしん)と入れたかった・・・。
本当に、あったら怖い、多情疱疹・・・。
いろいろ想像してみてね!
これを発見した職員たちは、知っていながら、大笑い、さらに面白くしようと、いろいろ知恵を絞ってたそうな。
僕は、当然、死ぬほど笑った。1日の始まりが、これなら最高。
自然観察会
今日は突然、近所の歯科の先生(中学校のPTA会長に今回祭り上げられた陰謀の、おそらく首謀者)に誘われて、大山緑地と若葉の森を愛する会主催の自然観察会に、おっかあ、たっくんともども参加した(まやは吹奏楽の練習。中学生は厳しいのだ!)。もともと自然観察が好きで、高校時代は生物部、広島大学時代は全学のサークルの生き物会、というサークルに所属して、チョウチョをおっかっけまわしていた。この歯科の先生に自分がなついてしまったのも、チョウチョがきっかけなんだけど・・・(酒もあったりして)。
それはともかく、とてもいい天気。見上げれば青い空。耳を澄ませばアカゲラの鳴き声とドラミング(木をカカカカカ、とすばやく突っつく乾いた音)。足元には黄色いキバナノアマナ、白いニリンソウやアズマイチゲ、紫色のエゾエンゴサク、村のお地蔵さんのようなザゼンソウなどの花々。もう、森には春が着実にやってきている。
今日のお目当ては、エゾサンショウウオの卵。小さな水溜りに、フランクフルトソーセージくらいの太さの寒天のようなウニュウニュの卵が・・・。水溜りの居場所によって、赤ちゃんの育ち具合が違う。まだ卵のままから、サンショウウオの形になったものまで様々。お母さんサンショウウオは、普通は水の中にはいなくて、卵を産む時期の1ヶ月だけ、完全水中生活ができるんだって。それ以外の時期に水に漬けっぱなしにすると溺れるんだそうな。去年生まれて、えさが足りないだの、水温が低いだので、おとなになれなかったサンショウウオは、えらがついたまま冬越しをする。越冬幼生といって、昔一世を風靡した、ウーパールーパーと同じ形をしている。
んで、こんなに巨大な卵、こんな小さなサンショウウオ一匹が生んでるのって質問したら、小さく生んで、お母さんの体の外に出たら、水を大量に吸って、こんなでかい寒天になるんだそうな。すごい勉強になった。
自然を愛せる人達はやさしい。バットに入れて、みんなに見せた後の卵やサンショウウオは、より天敵に見つかりにくい、倒木の陰なんかにそっと戻してやるの。自分ちの近くの、こんなすばらしい自然が、彼らの努力で、保全されている。ごみ拾いをしながら帰る道々、日ごろの仕事に追われ小事にこだわって、いらいら、とげとげしている自分が、小さく思えて仕方が無かった。
ともかく、命の洗濯、とてもいい一日だった。
バドミントン復帰
今日は久しぶりに患者さんの数が少なくて(それでも最低採算ラインは軽くクリア)、気持ちの余裕ができた。寒いの嫌い、暑いの嫌い、ちょうどいいのがすき!の軟弱者の僕は、そろそろ体育館もあったかくなったろうな~、なんて気持ちで、半年休んでいたバドミントンのサークルに、久しぶりに参加した。
基礎練習は、半分くらいやったところで、息が上がった。休むまもなく、いきなりゲームだ。 コテンパンにやられた。2ゲーム目、やっぱりコテンパンにやられた。少し慣れた。久しぶりの割には運動性ショックにならない。吐きそうにならないぞ。これはいけるかも。自分の娘、息子でもいいくらいの若者と、さしで勝負するのは、とても気持ちがいい。ちょっとは悔しがらせてやったかな。3ゲーム目、少しは進歩した。でも最後の一振りで、五十肩のつぼに入って、右肩に激痛が走り、負けた。空いているコートで、久しぶりにシングルスをやった。そうこうしているうちに女子二人に、試合を挑まれた。シングルスでへとへとになっているのに、すぐかいな。当然のように、コテンパンにやられた。結局4ゲーム全敗。9時になり、片付け。”あ~、スポーツって、やっぱりいいよな~”て言ったら、”とてもそうには見えませんよ、ゼ~ゼ~いってるし”てからかわれてしまった。”あと3週間で、1部の実力を見せてやる”と、大言壮語をはいて失笑を買った。もうはるか昔、これでも釧根地区社会人の2部で、シングルス、ダブルスの、チャンピオンになったこともあるんだぞ!
数週間前に、根拠の無い優越妄想に取り付かれた人間に絡まれて、筆舌に尽くしがたい不愉快な毎日を送っていた。でも、今日のバドミントンですっかり気が晴れた。スポ-ツは、やっぱり、いい。汗と一緒に、すべてを洗い流してくれる。すでに故人になってしまった、僕を釧路労災病院のバドミントン部に誘ってくれた、当時の耳鼻科の医者、ダブルスのパートナーにして、限りなく尊敬する親友に、いまさらながら、深く感謝。
さて、次はいつ行こうかな~、なんて、うきうきしながらカレンダーを見たら、うぎゃ~、PTAの会議、なんとなく水曜日が多いような・・・(4月から中学校のPTA会長に祭り上げられて、そうなると自動的に、何とか会長、かんとか会長って、肩書きがすごい増えてしまって、会議地獄にはまってしまうのだ。ひどい陰謀に引っかかってしまった。でも、なったからにはちゃんとやらなくちゃね~)。というわけで、PTA以外の会合にも出まくると、1ヶ月に1回くらいしか練習に行けそうに無い。大言壮語は、大言壮語で終わるか・・・やっぱり・・・。
ねぐせ直し
僕はねぐせがひどい。しかし、格好をかまうのには疎いので、そのまま出かけようとしたら、おっかあに、”ちょっと待って、あんたっ!”と呼び止められて、くびったまひっ捕まえられて鏡の前に連れて行かれて、サクセス・クイックスタイリングで強制的にねぐせをなおされて、やっと開放してもらえるのだ。
つい先日、たっくんがひどいねぐせだった。ただでさえ体がちっちゃくて、頭がでかいのに、その日は頭がいつもの2倍の大きさに見えるくらいだった。たっくんが、”ねぐせ、なおしてっ!”って何か持ってきた・・・。ガラスマジックリン!サクセスとの共通点は青いことだけ・・・。朝から死ぬほど笑った。
2010年9月20日
僕の愛用のコンピューターはMac。社会人になりたてのころは主流はワープロだったが、医学の世界では、まもなく学会発表とか、論文執筆に、コンピューターが欠かせないものになってしまって、医者になって6年目で、いやいやコンピュターをはじめることになった。なぜいやいやだったかというと、今はなくなってしまったある形成外科の専門病院に勤務してたころ、医者たちみんなで、ファミコンの”ゼルダの伝説”にはまっていて、ある当直の夜、自分もやってみたくなって、間違って押したボタンが悪かった。皆がやりためたデーターをぶち消してしまったのだ。翌朝、みなからいいだけ非難の声を浴びせかけられ、罵倒され、それ以来、コンピューターと聴いただけで蕁麻疹が出そうになるくらい、コンピューターが嫌いになってしまった。でも、年貢の納め時と言うものは来るものだ。ある日、釧路のパソコンの展示会に行って、Macを買うことになった。当時、医学界でパソコンの主流はMacだった。パフォーマー6210というタイプの入門用コンピューターに、フラットヘッドスキャナー、フィルムスキャナー、MOをつけて当時の金額で100万円!これだけお金をかければ後へは引けまい、という、自己強制、背水の陣の試みだった。担当の青年がいい人だった。助けを借りながら何日も徹夜して設定をして、そうこうするうちに使い方も体で覚えて、少々のことではへこたれないMac使いになることができた。
それから時は流れ、パソコンは進歩し、古い機械は役に立たなくなってきてしまった。やりたい事は古い機械とソフトのままで十分なのに・・・。パソコンメーカーや、ソフト開発会社の陰謀だ。それでも古い機械を捨てずに使い、機種を更新するときも、貧乏性が抜け切れないので中古で済ませ、3世代前のMacを仕事とプライベートに使っていた。クリニックのホームページだけはウインドウズで無ければ更新できないので、はじめはものすごく昔に買った中古、あまりに遅いので、最近買った中古のマシンで、ホームページをいじっていた。
トラブルが始まった。まず、ホームページ用のウインドウズマシンが壊れた。中古の保険に入っていたが、ハードディスク全損で、2万5千円追い金を取られた。メーカーの保守保障期間も終わっていたので、ソフトのインストールも自分でやり直し。その間劇古劇遅ウインドウズでホームページを毎日更新。捨てないでいてよかった。
今度は9月8日Mac Powewr Book G4 が沈黙した。仕事もプライベートもこれ一辺倒だった。これは痛い。何もできなくなってしまった。捨てずにおいてあったMac Book G4を徹夜で再設定して、ともかくメールの送受信はできるようになった。先出の好青年とはいまだに付き合いがある。9月12日、釧路から助けに来てくれた。Power Book G4を分解して、ハードディスクを取り出し、ハードディスク外付け用ケースを買ってきて、データを救出。結構もたついたので、全部完了する前に、青年は釧路に帰り、そこからの修理は自分ですることになったのだが、ハードディスクを元に戻して、組み立てなおして、ねじを全部しめて、しゃれでパワースイッチを押したら、なんと起動したのであった。結局どこかのコネクターが緩んでいただけだったのだろう。しかし、メールのソフトだけが動かない。いろいろ試して、メールソフトのユーザーデータが壊れていることを発見した。これ以上は自力では無理だ。Mac Book G4にできる限りのデータを移して、昨日9月15日、データ修理の専門業者にPower Book G4は引き取られていった。何日半徹夜したことだろう。毎日患者さんは50人以上来るし、もうへろへろ。
ついでに、昨日、長年愛用していたカシオの腕時計の電池が切れた。
ぼ~くには~、ゆめ~がない~、きぼ~もない~、それに~、持病がある~。
今から、焼け酒のみにいきま~す。
んで、業者からパソコン修理の見積もりが来た。結局ハードディスクもイカレていて、データ修復が成功したら、総額8万円だそうな。きつ~。
さらに・・・学会で横浜に行った。みなとみらい線の駅のホームで、メガネの鼻押さえが、ポロってもげた。すぐ気づいたからよかったが、人ごみの中で、極小のネジと鼻押さえをはいつくばって探してる姿なんて、みっともないったらない・・・。もう散々。
2010年8月22日
僕には20年以上大事にしているバイクがある。CB450。ホンダの誇る我が国初のDOHCのオートバイ。それも初期型の360度クランク、K0。登録は昭和42年。手に入れたころは、まだ部品もあって、元気いっぱい走ったし、ずいぶん遠出もしたもんだ。最近は、ちょっと走るとすぐ壊れて、走っているより修理している時間が圧倒的に長い。部品も国内外のネットオークションで手に入れるしかない。まったくの困り者だ。ともかく右のシリンダーの不完全燃焼の傾向が、どう調整しても良くならない。去年だって、1回しか乗っていない。それも、千年の森まで行って、帰りはもう右のシリンダーが燃えなくなって、左のシリンダーの力だけでやっと家まで帰り着いた。その後もイグニッションコイルが壊れるなどトラブル続きで、何回手を油だらけにして戦ったことか。
それでも、富良野で開かれるライダーの祭典”北海道ミーティング”には今年は絶対乗っていくぞ!と宣言したもんだから、今日8月22日、ぴょうたんの滝のイベントにかこつけて、試走と相成った。ちなみに、この北海道ミーティングの参加者は、クラッシックなオートバイの愛好者が多いのだが、どこかの農家の倉庫なんかからサビサビの古いバイクをゲットしてきて、自分の手で新車同様に手入れして、動くようにして持ってくるのが見ものなのだ。戦後まもなくに作られたおじいちゃんバイクや、大正時代のゾンビみたいなバイクが出てくる、出てくる。すごいなんてもんじゃないんだぞ。
念のため、バイク屋に電話して、動かなくなったら拾ってもらう確約も取り付けた。タンクのガソリンは約半分。そんなに遠くないし、ま、いっか。エンジン、一発でかかった。ほ~、出だしは順調。スムーズに回る回る!今日は暑いし、よもやエンジンが止まることもあるまい。こいつは寒いと調子悪いからな~。とか思いながら走ること約1時間。突然、右のシリンダーがぼふぼふと咳き込みだして、約5分後に完全沈黙。右のプラグをはずしてみたら、やっぱり真っ黒。
ふ~んだ。いいもんね。ずーっと悩み続けた挙句の究極のアイディア。燃えないんだったら、プラグの温度を上げて、ススごと焼き払ってしまえ! 今回はホットタイプのプラグを予備に2本持ってきたぞ。早速交換。さ~てと。ブルーンと一発でかかって、再び走行開始。
今度は調子いいぞ~。快適、快適。と思ったのもつかの間、上札内のちと手前でまたエンスト。今度は・・・ガス欠・・・。こいつは片方のシリンダーで無理やり走らすと、アメ車並みの燃費になることを、すっかり忘れていた。さっきのトラブルでガソリン、使い果たしたんだ・・・。バッテリーも上がった。子供たちに、ラフティングさせてあげる、と誘惑して、家族で車でついてきてもらってて、よかった。燃料コックをリザーブに切り替えて、車のバッテリーにブースターケーブルをつないで、エンジンはかかったし、うまく動いてくれそうだし、ともかく上札内まで行ってみることにした。
お~、地獄に仏とはこのことじゃ!ガソリンスタンドがあって、それも、おばちゃんが留守番してて、日曜日なのにガソリン売ってくれたんだぞ!ガソリンは満タン、右のプラグはいい焼け具合、もう間違いないぞ!ラフティングの受付時間も迫っているので、家族を先に行かせ、自分はマイペースで遅れて到着。
結局ラフティングは満員御礼。ほかのイベントも受付終了で、子供たちには悪いことをした。ところが、たっくんはミヤマクワガタのメスをゲットして上機嫌。昆虫採集に興じてくれて一安心。まやとたっくんは有料の水鉄砲射的で、二人そろって特賞。賞品はなんと枝豆焼酎、合計2本!といっても、他に賞品、残って無かったんだって。子供向けのゲームだろうに・・・。なして焼酎?子供相手だったから焼酎残っちゃったんだな、きっと。オヤジが、後ろから子供つついて、賞品焼酎にしろってほざいたら、それってかなり怖い。それにしても、親孝行な子供たち!
午後3時、何かトラブルがあっても明るいうちに、と、一足先に僕は出発。帰りは万事順調、バイク屋でプラグを1本買い足して、無事帰宅。なんだかんだで、結局良い日。念願の愛車復活!枝豆焼酎おいちっ!明日から仕事がんばろう!
2010年6月27日
今朝は早起きして、足寄動物化石博物館主催の化石発掘体験に参加した。阿寒町の、貝の化石を資源として活用している会社の、採掘現場(鉱山という名称なのだ)に、特別に入らせていただいて、化石発掘を実際にやってみるのだ。少年時代、”怪獣王子”というテレビ番組があった。プロントザウルス(今はそんなのはいない。違う化石を間違ってくっつけた結果なんだそうな)にまたがった少年が、ブーメランを武器にして、悪者たちをやっつけるのだ。小学館の図鑑にはまった。いつか化石を掘ってみたいと思っていた。たっくんが、DNAを引き継いでいる。化石堀りになりたいって、本気で思っている。ネットで調べてみた。古生物学部がある大学は、数えるほどしかない。弁護士や政治家になるより難しいぞ。純粋な図鑑少年の物知りで、勉強が大嫌いなたっくんには、高すぎるハードルかも・・・。もっと勉強せ~や!てゆーか、ふつ~でいいからやってっ。おねがい・・・。
それはさておき、その鉱山にたどり着いたら、あしもとに、なにげに化石がぼろぼろ落ちている。すげ~。500万年前の代物と聞いて2度びっくり!館長さんの説明が終わって(この館長さんがすごくいいのだ。博物館に行くたび、なんだかんだで話し込んでしまう。化石のレプリカの作り方はすごく勉強になった。プラモの部品作りに・・・)、化石ハンターたちは、一斉に狩りを始めた。カンカン、コンコン、あちこちでハンマーが振り下ろされる。たっくん、まやのおもりのつもりが、自分がマジになっていた。緑の石の小山に目をつけて、そこに張り付いて、ひたすら石をたたき割り続けた。でるわでるわ、タカハシホタテはありふれすぎて目もくれず、他の変なものを探し続けた。石に穴を開けて暮らしていた貝の、巣穴の化石。なんだかわけのわからない、今のハマグリみたいな、大きな二枚貝の化石、等々、がっつりゲット。昼食時間を挟んで、1時間半、トンカチで石をたたき割り続けた。たたけ!たたけ!たたけ!あしたのジョーだ!たった1時間半なのに、一日中トンカチで石をたたき割り続けた気がする。しかも炎天下。午後2時半頃、終わりですよ~、のコールで、我に返って、後ろを振り返ったら・・・。これだけの石、ワシ一人でたたきわったんか?たいへんなことになっていた。まやはあついばかりでへろへろ。たっくんは、へろへろだけど、夢が実現できて、ハイ!
ちなみに、本日のMVPは、滝川海牛の肋骨の破片を掘り当てた少年。いまのジュゴンやマナティーの遠い先祖、1768年に絶滅したとされるステラー海牛の直接の先祖で、劇レア!。その場で釧路市立博物館に寄贈された。暑さで気分が悪くなって、車に戻ってクーラーで涼んでいた少年へ、みんなから拍手のエール!少年もうれしそうに笑顔で手を振ってエールに答える!
解散後、阿寒町の道の駅に戻って、食ったアイスのうまいことといったら・・・。最高の1日だった。またやるぞ!今度は魚の化石だ!
2010年6月14日
たっくんが、突然”おれっ、中学生になりたくね~な~(最近1人称はおれっ。えらそうに)”って言う。”なしてっ”、って聞いたら、小遣い、また100円になるんでしょっ!”我が家のルールは、小遣いの月額は、1年生は100円、たっくんは3年生だから300円、まやは6年生だから600円。中学1年生でまた100円?高校1年生でまた100円?お~、その手があったか~。んなわけね~だろ~、とか思いながら、”そ~だよ~”って言ったら、え~?ってマジでびびってやんの。あほか。高校生で、1ヶ月に、ジュース1本買って、すかんぴんだったら、終わってる・・・。しまった、すかんぴんが、もう死語だ・・・。
2010年5月30日
5月29日(土)は帯広も久しぶりの快晴。我が家のどこかに生み付けられたマイマイガの卵がいっぺんにかえって、恐ろしい数の毛虫君たちが、もぞもぞと壁をよじ登っていく。高いところまで登り切ったら、口から糸を吐いて、風に乗って飛んでゆくのだ。旅立ちの日。秒速3mの風があれば、1マイル飛んでいくそうな。んで、家の前に止めてある、バイクのカバーを見ると、小さい毛虫が10匹ばかりくっついている。ピンセットでつまんで死刑にして、そこら辺を散歩して戻ってきてみると、また3匹ばかりくっついている。これじゃ、自分の背中に1匹ぐらいくっついていても不思議はないな。実際、さっき家族でラーメンを食べに行って、気持ちいいから窓を開けっ放しで車を走らせていたら、1匹飛び込んできた。防御不可能の生物兵器。ただ、毛虫たちを観察したら、ちょっと大きめの、黄色い線がはっきりした2齢幼虫がほんの少しだけいたので、毛虫騒ぎももう少しで終結だな。毛針で皮膚炎を起こすのは1齢幼虫だけ(細かい話をすると抜け殻や吐いた糸でも症状が出るらしい。親虫と卵に害はない。実際おととし、夏のさるかわ温泉で、街灯に集まるクワガタを拾って遊んでいたら、背中に卵を産み付けられてしまった。一瞬の早業!宿に帰ってそのことに気づいたんだが、親虫はティッシュでそっとくるんで窓の外に逃がし、服に生み付けられた卵は素手でその部分だけ洗濯。でも何も起こらなかったぞ。)。どこかの町の大発生の記録では、あくまでアンケートの結果だけど、皮膚炎を起こした人のうち、病院にかかったのは1割程度。あとの9割は市販薬程度で治ったらしい。いい天気でお出かけしたくなる日は、毛虫君たちにとってもいい日、旅立ちの日。どうせ防げないなら、おおらかな気持ちで、お出かけしましょ。やられてひどけりゃ、あとで薬をつければよいだけのこと。冬が長く、夏が短い北海道。ましてこの天候不良続きときたら、快晴の休日は1トンの金塊より貴重だわ。
と言うわけで、またまた快晴の30日(日)、更別のスモモの花を見に行った。あずまやの脇の木の下で、お弁当広げてお花見。マイマイガの毛虫を見つけたら、逆上して殺虫剤を撒きまくっていたおっかあも、もはや悟りを開き、全く動じず。しかし、とんでもない落とし穴があった・・・。虫除けを持って行くのを忘れた!久しぶりにのんびり絵でも描こうかと思っていたのに、ブユの大群に完全包囲され、左手首と左のほっぺたを刺されて早々にスモモの林を退散、まやとたっくんがパークゴルフ場の脇の遊具で遊ぶのを、ボケ~とミ~テ~ル~ダ~ケ~の、大変有意義な日曜日になってしまったのだ。ク~ソ~・・・。
2010年5月26日
最近雨続きで、毎朝たっくんは車で小学校まで送ってくれとねだる。通勤途中だから僕はかまわんが・・・。”雨の日だけ、特別なんだよっ!”っておっかあに言われたら ”雨が降らなくても、帯広はアメリカよりも地盤が悪いっ!”と言い張るたっくん。小学3年生ごときが、おおちゃくを正当化するのに、地球レベルまで話を大げさにすることもあるまいで・・・。
2010年5月25日
たっくん ”このミートボール” と指さした、パチンコ屋のチラシには、ミラーボール。
2010年5月24日
テレビのシャンプーのCMで ”キレイは作れるっ!” たっくん、すかさず ”でもっ、すぐバレるっ!”
2010年5月11日
たっくんは、中華ごまドレッシングと青じそドレッシングをミックスするのが大好き!いつも ”ハーフ アンド ハーフ” と呼んでいる。今日は、冷蔵庫からドレッシング、ふたつ引っ張り出してきて、”ニューハーフにしてっ!”・・・。がははっ~。それっ、むり~!
2010年5月10日
たっくんの歯磨き粉がなくなった。”オレンジ味とグレープ味と、どっちにするの?”ってきいたら、”どっちもっ”、て言うことで、おっかあ、両方買わされる羽目に。どうするのったって、混ぜて使うんだそうな。さっきほんとにやってた。”うまいっ!”てほざいてる。ほんとかいな。これで、売り切れだったピーチ味があったら完璧なんだって。混ぜたら、森永ネクターだ!。そりゃ、うまかろう。想像がつく!
2010年5月10日
1分間の深イイ話、”3行ラブレター甲子園” を見ていた。よう、こんなん、書くわ、こっぱずかしい、サブイボ出しながら、”くさっ~!、くさっ~!” を連発していた。たっくん、”テレビの上、ハエ飛んでるっ!” だって。たっくん、深イイ!
2010年4月21日
当院の美人受付嬢が電話で予約の受付・・・。”3名様ですか?” ガハハッ、うち、いつから居酒屋になったんだ?
2010年4月20日
テレビで驚きの映像。高さ50メートルから、ロープを手に持っただけのバンジージャンプ!”瞬きしないでご覧ください!” とナレーション。たっくんたら ”いや~っ、目が乾くっ!”
2010年4月18日
大阪の学会の最終日、帰りのシャトルバスに乗った。満席なのに、おばはんが・・・。”あら~満席なの~?”運転手さん、すかさず、”奥さん来るてわかってたら、席空けてましたのに~。すんませんね~”だって。さすが大阪!
2010年4月16日
大阪の学会第1日目が終わって、居酒屋に晩ご飯を食べに行った。お刺身が出てきた。おねえさんが、小皿に醤油を入れてくれた。こんなの、生まれて初めて!”えらいサービスえーですな~”って言ったら、”わさびはお好みでっ”って言っておねえさん、にっこり笑って立ち去った。さすが大阪!
2010年4月14日
まやが絵を描いた。たっくんがそれを見て”なにっ、このウンコつけたナメクジ?” ”・・・それ・・・タニシ・・・”
2010年3月25日
まやが、何を思ったか突然、”インドの女の人って、額にグリグリ宝石埋めてるよね~”って言った。そんな風に見えなくもないが・・・。んなわけね~だろ~!