私費診療の内容

たとえ病気、ケガの治療目的であっても、厚生労働省の定める料金表に掲載されていない治療法は、私費診療として保険診療と区別せざるを得ません。保険診療との併用も法律によって禁止されています(保険診療との併用は混合診療と呼ばれ、最高裁判決で禁止が確定しました。)。決してお金儲け目的ではない事をご理解ください。

VHO式巻き爪矯正法を受けられる患者様へ

■ 方 法:爪の左右の縁に、VHOワイヤーという特殊な針金を爪のカーブに合わせて加工して作った2つのフックをひっかけ、巻き上げワイヤーを左右のフックにひっかけて締め上げ、曲がった爪を矯正します。
■ 経過予想と予後:爪の厚さや硬さ、伸びるスピードにより個人差がありますが、ワイヤーを4〜5カ月毎に付け替えて12〜14ヶ月で矯正が終了します。
■ 合併症、リスク:爪の縁にフックを引っかける時に、多少の痛みを感じることや出血することがあります。フックが外れることがあります。治療に反応しない場合や矯正終了後に変形が再発することがあります。金属アレルギーの患者さんは、かぶれることがあります。

当院で行なっているVHO式巻き爪矯正法は、保険外の治療法になります。この治療法を受ける時の料金については下記のようになっています。

1)初診料 3,000円(消費税を含まず)
2)再診料 1,000円(消費税を含まず)
3)VHOワイヤー 4,000円(1ヶ所分)(消費税を含まず)
4)処置料 取り付け 8,000円(爪1つ)(消費税を含まず)

取り外し 3,000円(爪1つ)(消費税を含まず)

たとえば初診で、1本の爪に初めてVHOワイヤーで治療を行なう場合は、初診料3,000円+VHOワイヤー4,000円+処置料8,000円で、
合計15,000円になります。(消費税を含まず)

次回再診時に、1本の爪のVHOワイヤーの付け替えを行なうとすると
再診料1,000円+VHOワイヤー(4,000円・巻き上げワイヤーのみの場合は1,000円)+処置料8,000円で合計13,000円(巻き上げワイヤーのみの場合10,000円)となります。(消費税を含まず)

矯正が終了する時は、再診料1,000円+取り外し爪1本処置料3,000円で合計4,000円となります。(消費税を含まず)

超弾性ワイヤーによる巻き爪の矯正治療を受けられる患者様へ

■ 方 法:爪の先端に穴を2つ開け、超弾性ワイヤーという特殊な針金をUの字に通して、その弾力で曲がった爪を矯正します。
■ 経過予想と予後:爪の厚さや硬さ、伸びるスピードにより個人差がありますが、4カ月から半年で矯正が終了します。治療に反応しない場合や、矯正終了後に再発する場合があります。
■ 合併症、リスク:爪を長めに伸ばすため、何かに引っかけて爪が割れたり、はがれたりする事があります。靴下やストッキングが破れることがあります。ワイヤーの固定に使用した瞬間接着剤がはがれてワイヤーが脱落する事があります。
ワイヤーが皮膚に触れて傷をつくることがあります。もろい爪ではワイヤーをかけただけで爪が割れる事があります。金属アレルギーの患者さんはかぶれることがあります。

当院で行なっている超弾性ワイヤーを用いた巻き爪の治療法は、保険外の治療法になります。この治療法を受ける時の料金については下記のようになっています。

1)初診料 3,000円(消費税を含まず)
2)再診料 1,000円(消費税を含まず)
3)ワイヤー 4,000円(1本)(消費税を含まず)
4)処置料 取り付け 3,000円(爪1つ)(消費税を含まず)

取り外し 1,000円(爪1つ)(消費税を含まず)

たとえば初診で、1本の爪に初めてワイヤーで治療を行なう場合は、初診料3,000円+ワイヤー(買い取りになります)4,000円+処置料3,000円で、合計10,000円(消費税を含まず)になります。

次回再診時に、1本の爪のワイヤーの入れ替えを行なうとすると
再診料1,000円+処置料3,000円で合計4,000円(消費税を含まず)となります。(ワイヤーはなるべく再利用しますが、無理な場合は1回目の治療に使ったワイヤーの残りを使用します。必ず持ってきてください。)

矯正終了時は、再診料1,000円+取り外し爪1本処置料1,000円で合計2,000円(消費税を含まず)になります。

人工爪(光硬化樹脂・アクリル樹脂など)による爪異常治療を受けられる患者様へ

■ 方 法:短く爪を切りすぎて爪の角が肉に当たって痛みを起こしたり、爪がケガで欠けたり割れたりした部分を、紫外線を当てると固まるプラスチック、付け爪用のレジン、人体用の瞬間接着剤を使い人工の爪を作ってやる事によって、痛みをとったり、指を使いやすくする方法です。
■ 経過予想と予後:あくまで、一時しのぎの人工の爪のため、必要が無くなれば取り去って治療は終了します。
■ 合併症、リスク:本物の爪ほど丈夫ではなく、接着力もそれほど強靱な訳ではありませんから、大事に使わないとすぐとれてしまいます。足の爪に付けた場合、運動は禁止です。手の爪に付けた場合でも同じ事が言えます。その人に付け
た人工の爪が、どれほど長持ちするかは、使い方やもともとの爪の質によってまちまちなため、耐用期間の保証は致しません。

当院で行なっている人工爪(光硬化樹脂・アクリル樹脂など)による爪異常の治療法は、保険外の治療法になります。この治療法を受ける時の料金については諸般の事情により平成26年4月1日をもって下記の通り改定します。

1)初診料 3,000円(消費税を含まず)
2)再診料 1,000円(消費税を含まず)
3)処置料 取り付け 4,000円(爪1つ)(消費税を含まず)

取り外し 4,000円(爪1つ)(消費税を含まず)

長さ、形等の調整 2,000円(爪一つ)(消費税を含まず)

たとえば初診で、1本の爪に初めて人工爪で治療を行なう場合は、初診料3,000円+処置料4,000円で、合計7,000円(消費税を含まず)になります。

次回再診時(前回受診後3ヵ月以内、同じ爪)に、1本の爪の人工爪の長さや形の調整を行なう場合、
再診料1,000円+処置料2,000円で合計3,000円(消費税を含まず)となります。

治療終了時は、再診料1,000円+取り外し爪1本処置料4,000円で合計5,000円(消費税を含まず)となります。